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「自己消失組織」が自家中毒的破綻を引き起こす本当の理由

2019年11月6日​ 中土井 僚「日々是内省」


「うちの会社の七不思議」 そんな言葉を聞いたことはないでしょうか?

程度の差はあれど、自社の中で首をかしげたくなるような不可解な事象は何かしらあるのではないかと思います。


そして、興味深いことにどの会社でもよく見られる景色で、社外の私からみたら七不思議のひとつに挙げてもよさそうなものなのに、そのことに社内の皆さんには自覚がないということもよくあります。


そのうちの一つが 「自己を消失させてしまっているのに、そのことに気付けていない」 です。


それはどういうことかというと、私たちは他の誰でもない「私」が何かを感じ、考え、行動していると捉えがちですが、社長の孤独、中間管理職の悲哀、経費精算の面倒くささ、社内抵抗勢力に邪魔されうんざりする経営企画など、その立場・役割に置かれた人は判を押したように同じような感覚を味わっています。


実際、業種・業態や事業規模も異なるのに、同じような無力感を漂わせながら、全く同じセリフを口にするという場面に出くわすことは少なくありません。

  • 創業経営者が考えそうなこと、言いそうなこと

  • 経営企画部長が考えそうなこと、言いそうなこと

  • 営業担当者が考えそうなこと、言いそうなこと

  • 課長が考えそうなこと、言いそうなこと

  • 中途入社社員が考えそうなこと、言いそうなこと etc・・

挙げればきりがないようなこれらの立場・役割によって、判で押したような感情や思考を量産しているのだとしたら、どこに「本当の私」、「唯一無二の私」は存在しているのでしょうか?


私はこうした状況に陥っている組織を「自己消失組織」と呼んでいます。


今回、新たに出版した小冊子「子会社を本当に良くしたいと願うあなたに知ってほしいこと」の中では、「子会社構造」の中で自己を消失し、自らの首を絞めるかのように、自家中毒的に状況を悪化させていくのか、その突破の鍵は何かを描いています。


1年ぶりとなるLINE@(LINEのメルマガ版)では、いかにして自己消失した組織が自家中毒的破綻状態に自らを追い込んでしまうのかの謎に迫ります。

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